『ストリートファイター』 | |
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北米アーケード版の『ストリートファイター』のビラ | |
デベロッパー | カプコン |
パブリッシャー | カプコン |
デザイナー | Hiroshi Matsumoto (プランナー) |
プラットフォーム | アーケード, PCエンジン、PC, Amstrad CPC, ZX Spectrum, コモドール64, Amiga, バーチャルコンソール, Xbox, PlayStation 2, PlayStation Portable |
リリース日 | 1987年8月30日 |
ジャンル | 格闘 |
モード | 同時に2人までプレイ可能 |
レイティング | ESRB: T |
入力方式 | 8-way ジョイスティック, 6 Buttons or 2 特大サイズの圧力センサーボタン |
キャビネット | 縦型 |
ディスプレイ | ラスタ, 384 x 224 ピクセル (水平), 1024 色 |
ストリートファイター (Street Fighter) はカプコンが開発した1987年のアーケードゲーム。カプコンが始めて生み出した格闘ゲームでかつ『ストリートファイター』シリーズ初のゲームである。 リリースされた時、その続編ほどの人気は得られなかったが、この元祖『ストリートファイター』は攻撃ボタンや必殺技コマンドをベースとしたテクニックなどで、後のゲームの原型となった。PCエンジン移植版が1988年に『ファイティングストリート』というタイトルでリリースされた。
ゲームプレイ[]
プレイヤーは
一連のコンピュータの敵と一連の1対1対戦を行うか、あるいは他のプレイヤーと対戦する。各対戦では30秒以内に敵を倒さなければならない一連のラウンド構成になっている。もしファイターがノックアウトする前に対戦が終わると、残りヒットポイントが多い方がそのラウンドの勝者になる。プレイヤー敵を倒して次の戦いに進むためには2ラウンド勝利しなければならない。もし第3ラウンドが引き分けで終わると、コンピュータの敵がデフォルトで勝利するか、双方のプレイヤーが敗北する。一人プレイモードでは、プレイヤーは敗北後にコンテニューして対戦で負けた敵と戦うことができる。同様に二人目のプレイヤーは途中参加で一人プレイ対戦を妨害して一人目のプレイヤーと対戦に挑戦できる。
ゲームの制御は筐体に取り付けられた8方向ジョイスティックと、6の攻撃ボタン (プレイヤーの攻撃のスピードと強さがそれぞれ異なる3つのパンチボタンと3つのキックボタン) あるいはプレイヤーの力のレベルを決定するパンチとキックの2つのメカトロニック・パッドからなる。プレイヤーは対戦相手に向かって移動あるいは離れるとき、ジャンプ、しゃがむとき、敵の攻撃を防御するときにジョイスティックを使用する。ジョイスティックとの組み合わせで攻撃ボタン/パッドを使用すると、プレイヤーは立っているとき、ジャンプしているとき、しゃがんでいるときでそれぞれバラエティ豊かな攻撃ができる。特定の方向キー or ジョイスティックベースのコマンドとボタンとの組み合わせで3つの必殺技も出せる。これらの技は波動拳、昇龍拳、竜巻旋風脚である。後の『ストリートファイター』シリーズや他の後の格闘ゲームとは違い、特殊な動作のための固有のコマンドはアーケードゲームの説明書にはなかった。かわりに、プレイヤーが自分たちで技を発見できるように勧めていた。
キャラクター[]
プレイヤーは自分の力を証明するため国際マーシャルアーツトーナメントで対戦するリュウという日本の武道家を操作する。二人目のプレイヤーはリュウとの対戦にチャレンジするリュウのかつてのトレーニングパートナーでライバルのケンである。通常プレイヤーは一人プレイではリュウを操作するが、2人プレイ対戦でもしリュウを倒すケンを操作すると、勝ったプレイヤーはケンとしてゲームプレイを継続する。両者のキャラクターとも、同じ動きと同じ技を使うので、両者のキャラクターの違いは主に審美眼による。